該当件数:3件
論説 : 令和元年改正を踏まえた渉外養子縁組事件の審理・判断の在り方についての一考察 / 村井壯太郎
東京 : 日本加除出版 , 2022.02.00. - (家庭の法と裁判 ; 36)
和雑誌記事
家事関係裁判 : 申立人夫(カナダ国籍)と申立人妻(日本国籍)らが,児童相談所に託された第三者の子である未成年者(日本国籍)を申立人らの特別養子とすることを求めた事案において,準拠法としては,申立人夫との関係について,カナダのコモンローによる国際私法により日本の法律が指定されているものと解されるから,反致により日本法が適用されるし,申立人妻との関係についても,日本法が適用されるとした上で,特別養子縁組の要件をいずれも満たしているとして,本件申立てを認容した事例(令和元年法律第34号による改正前の事例)(東京家審令和2年9月7日 特別養子縁組申立事件)
東京 : 日本加除出版 , 2021.08.00. - (家庭の法と裁判 ; 33)
家事関係裁判 : 申立人夫(日本国籍)と申立人妻(フィリピン国籍)が,申立人妻と申立外男性との間の非嫡出子である未成年者(フィリピン国籍)との養子縁組の許可を求めた事案において,国際裁判管轄,準拠法について認定した上で,申立人らと未成年者との間でそれぞれ適用される法の養子縁組の要件(申立人夫との間の養子縁組で必要になるフィリピン法の保護要件を含む。)について判断して,本件申立てを許可した事例(東京家審令和2年4月17日 養子縁組許可申立事件)